Climate Clock β

Climate Clock β

Client: 株式会社SEAMES

2022.04

キュリー株式会社
キュリー株式会社 最高技術責任者
2018年09月から現在
Frontend
Hardware
気候変動対策のタイムリミットを示す気候時計「Climate Clock」のハードウェア開発を担当。 小型機はRasbery Piと小型モニターを組み合わせた形で設計し、中型機については大型のLEDパネルを3枚組み合わせて屋外でも24時間駆動可能なように防水・耐熱加工を施した。 産業革命以降の人類はエネルギーと引き換えに膨大な量の二酸化炭素を排出してきた。このペースで地球全体の平均気温が1.5度を超えて2度まで平均気温が上昇すると、サンゴ礁の99%が消滅すると言われており、大規模な生態系の崩壊が引き起こされる。その影響は生態系のみに留まらず、食料不足、水資源不足、水産・農業生産減少、感染症の増加など、人類の暮らしにも多大な被害を及ぼすと予測されている。 CLIMATE CLOCKプロジェクトは近未来に迫った危機を警鐘するための装置として2020年9月にニューヨークにて初設置され、その後も世界各国に広がりをみせた。本プロダクトをはその活動を日本で普及するためのプロトタイプとしてデザインされた。
Climate Clock 小型機
Climate Clock 中型機
Art Director : Jin Okuma Soft Design: Jin Okuma Hardware Design Jin Okuma Hardware: Yuya Inagaki Frontend: Yuya Inagaki